カフェオレを外出先でも手軽に楽しむために、タンブラーで持ち歩く人が増えています。
しかし、タンブラーでの持ち運びには衛生面やリスクが伴う可能性があります。
飲み物の品質や衛生状態に気を付けないと、思わぬトラブルが起こるかもしれません。
そこで今回は、カフェオレをタンブラーで持ち歩くのは危険なのかどうか詳しく解説していきます。
衛生面やリスクに関する知識を深めることで、安全かつ快適なカフェオレの持ち運びを実現しましょう。
タンブラーでカフェオレを持ち歩くときのリスクとは？
タンブラーでカフェオレを持ち歩くときにリスクになるのは、カフェオレにふくまれる牛乳です。
開封後の牛乳は傷みやすいため、扱いには注意が必要です。
ここではタンブラーでカフェオレを持ち歩くときのリスクについて詳しく紹介します。
カフェオレが腐敗するリスク
カフェオレには牛乳がふくまれているため、長時間の持ち歩きには向いていません。
時間とともに菌の増殖や腐敗のリスクが高まります。
特に温かい状態で長時間放置すると、雑菌の繁殖が進み、飲み物の品質や安全性に悪影響を与える可能性があります。
カフェオレにふくまれる牛乳が少量でも、腐敗の可能性が高まるため持ち歩きにはリスクがあります。
カフェオレが腐るとガスが発生し、タンブラーが開かなくなったり中身が爆発したりする可能性もあります。
タンブラーに雑菌が残っているリスク
タンブラーの適切な洗浄や乾燥を怠ると、飲み物の残留物や雑菌が蓄積され、不衛生な状態になります。
また、洗浄後のタンブラーの内部は完全に殺菌できているとは限りません。
雑菌がいる状態のタンブラーに牛乳の入ったカフェオレを入れ、長時間持ち運ぶのはリスクが大きいです。
またタンブラーにカフェオレを入れると、パッキンなどにも牛乳が付着する可能性があります。
付着した牛乳をきちんと洗浄できないと、そのまま腐敗する可能性があります。
温度管理の難しさ
タンブラーは温度管理が難しいため、生ぬるい状態のカフェオレを持ち歩くことになりかねません。
雑菌が増殖しやすいのは10℃から60℃の温度帯です。
タンブラーでカフェオレを持ち歩くと、雑菌が増殖しやすい温度になりやすいのでリスクがあります。
魔法瓶構造のタンブラーなら大丈夫と思いがちですが、パッキンや飲み口などに付着した牛乳は適切な温度に保たれていません。
パッキンや飲み口に付着した牛乳に腐敗の可能性があり、危険です。
タンブラーでカフェオレを持ち歩く対策方法
ここではタンブラーでカフェオレを持ち歩くための対策方法を紹介します。
長時間は持ち歩かない
カフェオレをタンブラーで持ち歩く場合、長時間持ち歩かないことが大切です。
近所の公園などの近場へ持ち歩いたり、歩きながらすぐに飲み終わるならば、リスクは低くなります。
水筒に入れて少しずつ飲むような飲み方は危険なのでやめましょう。
コーヒーだけを持ち歩く
カフェオレは持ち歩きに向いていませんが、コーヒーだけなら持ち歩くことも可能です。
どうしてもカフェオレを飲みたい場合は、コーヒーだけを持ち歩き、後で牛乳を加えましょう。
コーヒーは水筒に入れて持ち歩くこともできます。
タンブラーを適切に洗浄する
カフェオレをタンブラーに入れたあとは、速やかに洗浄しましょう。
食器用洗剤を使用し、フタやパッキンなどの部品もしっかりと洗浄します。
洗った後は充分に乾燥させ、湿った状態で保管しないようにしましょう。
タンブラーが洗いにくいときは、専用のブラシを使うと便利です。
ブラシを使って、タンブラーの奥までしっかり洗浄しましょう。
ポチップ
タンブラーの茶渋が気になったときは、漂白剤で落とすことができます。
ステンレスタンブラーは塩素系漂白剤が使えないので、酸素系漂白剤かステンレス専用の洗浄剤を使いましょう。
インスタントのカフェオレを楽しむ
オフィスでカフェオレを楽しみたい場合、インスタントのカフェオレがおすすめです。
インスタントのカフェオレなら、腐敗や味の劣化を気にせずにおいしいカフェオレを楽しめます。
カフェオレ用タンブラーのおすすめ３選
ここではカフェオレを持ち歩くときにおすすめなタンブラーを紹介します。
象印タンブラーの特徴は、分解しなくても洗えるシームレス栓です。
パッキンがないので、細かな汚れが残る心配がありません。
洗いやすさが大切なカフェオレ用タンブラーとして、おすすめの一品です。
サーモスのタンブラーは洗いやすさにこだわったデザインです。
パーツの凸凹が少ないため、洗い残しが出にくくなっています。
清潔さが重要なカフェオレ用タンブラーにぴったりの一品です。
サーモスのタンブラーは抜群の保温力で人気のタンブラーです。
420mlタイプのものには別売りでフタが販売されています。
※600mlタイプにはフタが対応していないので注意しましょう。
保温力にこだわりたい方には、サーモスのタンブラーがおすすめです。
カフェオレの持ち歩きは要注意！
カフェオレをタンブラーに入れて持ち歩くのは、短時間にしましょう。
カフェオレには牛乳がふくまれるため、腐敗の危険があります。
おいしくカフェオレを楽しむためにも、衛生面には気をつけましょう！
