外出先で手軽にコーヒーを楽しみたいとき、便利なのが水筒です。
けれど、「コーヒーを水筒に入れるのは危険」と言われることがあります。
コーヒーを水筒に入れるのは、本当に危険なのでしょうか。
ここではコーヒーを水筒に入れるのが危険と言われる理由を紹介します。
コーヒー用の水筒選びのポイントも紹介するので、水筒を買う前にチェックしましょう!
コーヒーを水筒に入れるのは危険?

ここでは「コーヒーを水筒に入れるのが危険」と言われる理由について紹介します。
スポーツドリンクを入れた水筒で銅中毒が発生!
「コーヒーを水筒に入れるのは危険」と言われる理由は、スポーツドリンクを水筒に入れて金属中毒になった事例が発生したからです。
スポーツドリンクは酸性なので、水筒に使われていた銅と反応して銅中毒が発生しました。
コーヒーも酸性の飲み物なので、スポーツドリンクと同じように水筒に入れるのは危険だという意見が広まりました。
なぜスポーツドリンクを入れた水筒で銅中毒が発生した?
スポーツドリンクを入れた水筒で銅中毒が発生したのは、水筒の内部が破損し銅が露出していたことと、長時間スポーツドリンクを入れたままにしたことが原因です。
露出していた銅とスポーツドリンクが反応し、銅がスポーツドリンクに溶け出しました。
銅が溶け出したスポーツドリンクを飲んだ児童は、頭痛、めまい、吐き気などの中毒症状を起こしました。
この事例から、「スポーツドリンクのような酸性の飲み物を水筒に入れるのは危険」という意見が広まりました。
現在の水筒には銅は使われていない
スポーツドリンクを水筒に入れて銅中毒が起きたのは、2008年のことです。
現在、日本のメーカーの水筒は直接飲み物がふれる部分に銅を使っていません。
また、金属製の水筒であっても内部にコーティングが施されている製品がほとんどなので、金属が溶け出す恐れはほぼありません。
ただし、古い水筒や一部海外製品は銅製の場合があります。
内部に傷がついた銅製の水筒に、スポーツドリンクなどの酸性の液体を長時間入れると、銅中毒を起こす可能性があります。
銅製の水筒を使っている場合は、買い替えを検討しましょう!
コーヒー用水筒の選び方

コーヒー用の水筒は選び方にポイントがあります。
ここではコーヒー用水筒の選び方を紹介します。
においがつきにくいものを選ぶ
コーヒー用水筒は、においがつきにくいものを選びましょう。
コーヒーを水筒に入れると、コーヒーのにおいが水筒につきやすくなります。
テフロン加工など、水筒の内側に加工されている水筒を選ぶと、コーヒーのにおいがつきにくくなります。

においや汚れに対策している水筒がおすすめです
保温性が高いものを選ぶ
コーヒー用水筒は、保温性が高いものを選びましょう。
コーヒーは冷めると風味がなくなり、まずくなります。
水筒に入れたコーヒーのおいしさを保つには、なるべく温度を一定にすることが大切です。
魔法瓶構造などの、保温性が高い水筒がおすすめです。
密閉性があるものを選ぶ
コーヒー用水筒は、密閉性があるものを選びましょう。
コーヒーは空気にふれると酸化して、まずくなります。
密閉性が高い水筒なら、空気にふれにくいのでコーヒーのおいしさを保てます。
直飲みタイプの水筒を選ぶ
コーヒー用水筒は、直飲みタイプの水筒を選びましょう。
水筒に口をつけて飲める直飲みタイプの水筒なら、コーヒーの温度や香りを楽しめます。
直飲みタイプの水筒には、フタを回して開けるスクリュー式と、片手で開けられるワンタッチ式のものがあります。


適切なサイズの水筒を選ぶ
コーヒー用水筒は、適切なサイズの水筒を選びましょう。
水筒の中に空気のすき間が多いと、コーヒーが酸化しやすくなります。
なるべくすき間を作らないためには、飲みたいサイズに合った水筒を選ぶことが大切です。
コーヒー用水筒のおすすめは?
ここではコーヒー用水筒のおすすめを紹介します。
第1位:カフア コーヒーボトル

コーヒー水筒のおすすめは、カフアのコーヒーボトルです。
カフアのコーヒーボトルは、コーヒーをおいしく持ち運ぶために作られたコーヒー専用ボトルです。
- ボトル内部にテフロン加工がされているので、においや汚れがつきにくい
- 飲み口が大きいのでコーヒーの香りを楽しめる
- 真空2層構造で保温にも保冷にも強い
第2位:象印 ステンレスマグ

コーヒー水筒のおすすめは、象印の水筒です。
せんとパッキンが一つになったシームレスせんが特徴です。
外して洗うパッキンがないので、お手入れしやすいです。
250ml~720mlまでさまざまなサイズがあります。
- 外して洗うパッキンがないのでラク
- 魔法瓶構造なので保温力・保冷力が高い
- ボトル内部がコーティングされているので汚れやにおいがつきにくい
第3位:サーモス ケータイタンブラー
コーヒー水筒のおすすめは、サーモスのケータイタンブラーです。
香りを楽しめる広い飲み口が特徴です。
- 密閉構造のフタでもれないから安心
- ステンレス製魔法瓶構造で、保温も保冷もOK
- 広い飲み口なのでコーヒーの香りを楽しめる
第4位:KINTO トラベルタンブラー
コーヒー水筒のおすすめは、KINTOのトラベルタンブラーです。
グラスやマグなどの自然な飲み心地を目指した、口当たりのいい飲み口が特徴です。
- ステンレスの二重構造で、保温・保冷に強い
- 突起のない飲み口で、ストレスフリーな飲み心地を実現
- ボトルの内側を電解研磨しているので、においや汚れがつきにくい
第5位:ドウシシャ mosh!
コーヒー水筒のおすすめは、ドウシシャのmosh!です。
牛乳瓶のような独特のデザインが特徴です。
- 牛乳瓶をモデルにした飲みやすい飲み口
- 真空断熱二重構造なので、高い保温・保冷効果を発揮
- 収納しやすいデザインで持ち運び便利
コーヒー用水筒でどこでもコーヒーを楽しめる!
コーヒー用水筒があれば、アウトドアや通勤中、会社でもお気に入りのコーヒーを楽しめます。
コンビニコーヒーを買っている人は、コーヒー用水筒に変えると節約になりますよ。