コーヒーで眠くなるのはなぜ?原因と対処法は?

コーヒーと健康

コーヒーには眠気覚ましの効果があることが知られていますよね。

でも、コーヒーを飲んだら逆に眠くなってしまったことってありませんか?

コーヒーは飲み方によっては、眠くなってしまうことがあります。

ここではコーヒーと眠気の関係について詳しく紹介します。

コーヒーで目が覚める仕組みとは

まずはコーヒーで目が覚める仕組みを紹介します。

コーヒーで目が覚めるのは、コーヒーにふくまれるカフェインの効果です。

カフェインには、眠気を作り出すアデノシンという物質をブロックする効果があります。

カフェインがアデノシンをブロックしてくれるので、コーヒーを飲むと眠気が消え、目が覚めます。

コーヒーで眠くなる原因は?

目が覚める効果のあるコーヒーですが、飲み方によっては逆に眠くなることがあります。

ここではコーヒーで眠くなる原因を紹介します。

糖分が眠気を引き起こす

コーヒーで眠くなる原因は、コーヒーに含まれる糖分です。

砂糖を入れたコーヒーや、甘いコーヒーには大量の糖分がふくまれます。

大量の糖分を取ると、体内の血糖値が急上昇します。

血糖値が急上昇すると、血糖値を下げるためにインスリンが過剰に分泌されます。

しかし今度は、インスリンが過剰に分泌されたことにより血糖値が急降下します。

血糖値が急降下すると、脳に供給されるブドウ糖が不足して眠気やだるさを感じます。

カフェインの効果が出るまでに時間がかかる

コーヒーを飲んで眠くなるのは、カフェインの効果が出るまでの時間にも原因があります。

カフェインは効きはじめるまでに、30分ほど時間がかかります。

コーヒーを飲んだ直後はカフェインが効いていないので、眠気を感じることがあります。

カフェインの効果が現れるまでの時間には個人差があります

カフェインが効かなくなっている

コーヒーを飲んでも眠くなるのは、カフェインが効かなくなっているせいかもしれません。

カフェインには耐性があるので、取り続けるうちに効果を感じにくくなります。

カフェインに耐性がつくと、より多くのカフェインを取らないと効果が感じられません。

コーヒーではなくエナジードリンクを飲めば目が覚める場合、カフェイン耐性ができている可能性があります。

より多くのカフェインを求めるようになると、カフェイン依存症につながるので注意しましょう。

カフェイン耐性ができた場合、カフェインを断つことで元に戻すことができます。

ただし、いきなりカフェインを断つと頭痛や疲労感などの離脱症状に苦しむことがあります。

コーヒーで眠くならないポイントは?

ここではコーヒーで眠くならないポイントを紹介します。

ブラックコーヒーを飲む

コーヒーで眠くならないためには、ブラックコーヒーを飲むようにしましょう。

砂糖入りのコーヒーや甘い缶コーヒーの糖分は、血糖値を急上昇させ眠気を呼びます。

眠くなりたくない時は、砂糖の入っていないブラックコーヒーを飲むようにしましょう。

缶コーヒーを一気飲みしない

コーヒーで眠くならないために、缶コーヒーの一気飲みはやめましょう。

微糖タイプのものでも、多くの糖分が含まれます。

糖分の多い缶コーヒーを一気飲みすると、血糖値が急上昇して眠くなります。

眠気を覚ましたいときの缶コーヒーの一気飲みは、逆効果になるので注意しましょう。

目覚めたい30分前にコーヒーを飲む

コーヒーで眠くならないためには、早めにコーヒーを飲むことが大切です。

カフェインは、コーヒーを飲んだあと30分程度で効果が現れます。

目覚めたい時間の30分前にコーヒーを飲めば、予定した時間に眠気が覚めます。

仮眠するときも、コーヒーを飲んでから眠るのがおすすめです。

眠りすぎることなく、すっきりと目覚めることができますよ。

コーヒーで眠くなってしまったら?

ここではコーヒーで眠くなった時の対処法を紹介します。

運動をする

運動をすると体が活発になり、眠気を覚ますことができます。

ウォーキングやストレッチなど、軽めの運動をしてみましょう。

肩回りや首周りを5~10分程度動かすと、血行がよくなり眠気が覚めますよ。

顔や首を冷やす

冷たい水や氷、冷却グッズなどを顔や首にあてると、眠気が覚めます。

冷たい水で顔を洗うのもおすすめです。

首のまわりにメントールを塗るのも効果的です。

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シャワーをあびる

少し高めの温度でシャワーをあびると、身体が活発になり眠気が覚めます。

朝どうしても目が覚めない時は、シャワーを浴びてみましょう。

換気をする

部屋の空気がこもっていると、眠くなることがあります。

狭い部屋で空気がこもると、二酸化炭素の濃度が上がり脳が酸欠状態になります。

空気を入れ替えることで、新鮮な酸素を取り入れ眠気を覚ますことができますよ。

コーヒーは飲み方によって眠くなる

コーヒーで眠くなる原因は、コーヒーに含まれる糖分やカフェインの効果が出ていないことです。

コーヒーで眠気を覚ましたいときは、飲み方に気をつけましょう!

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