フライパンに油を入れるタイミングって?フライパンに油を引く理由も解説!

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フライパンに油を入れるタイミングって?

フライパンに油を入れる理由って?

当たり前のようにフライパンに油を引いていますが、理由や入れ方は詳しく知らなかったりしますよね。

ここではフライパンに油を入れる理由と、油を入れるタイミングについて詳しく解説します!

フライパンに油を入れるタイミング
  • 鉄やアルミなどの金属のフライパンは、フライパンをあたためてから
  • テフロンやセラミックなどの加工されたフライパンは、フライパンをあたためる前
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理由をくわしく解説します!

フライパンに油を入れる理由

まずはフライパンに油を入れる理由を紹介します。

食材に熱を伝わりやすくするため

フライパンに油を入れる理由は、食材に熱を伝わりやすくするためです。

フライパンに油を引かない状態だと、フライパンと食材の間に隙間ができます。

フライパンに油を引くことで、フライパンと食材を油がつないでくれます。

これにより、フライパンの熱が食材に伝わりやすくなります。

食材をくっつきにくくするため

フライパンに油を入れる理由は、食材をくっつきにくくするためです。

フライパンに油を引くことで、食材がフライパンにくっつくのを防ぐことができます。

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くっつきにくくなる仕組みは後で解説します

食材に味をつけるため

フライパンに油を入れる理由は、食材に味をつけるためです。

ごま油やオリーブオイル、こめ油には独特の風味があります。

食材に油の風味をつけるために、フライパンに油を引きます。

フライパンに油を入れるタイミングって?

ここからはフライパンに油を入れるタイミングについて解説します!

フライパンの種類によって油を入れるタイミングが変わる

フライパンに油を入れるタイミングは、フライパンの種類によって変わります。

鉄のフライパンと、テフロンなどの加工されているフライパンでは油を入れるタイミングが違います。

フライパンの種類って?

フライパンの種類は大きく2つに分けられます。

・鉄やアルミなどの金属のフライパン

・テフロンやセラミックなどの加工されたフライパン

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テフロンはフッ素加工の一種です

鉄のフライパンに油を入れるタイミング

鉄のフライパンに油を入れるタイミングは、「フライパンをあたためてから」です。

あたためてから油を入れる理由

鉄のフライパンの表面には「吸着水」と呼ばれる目に見えない水が存在しています。

この吸着水を蒸発させてから油を入れることで、食材がくっつくことを防ぎます。

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目に見えない水を蒸発させるのがポイント!

あたためずに油を入れるとどうなる?

食材がフライパンにくっつく

鉄のフライパンをあたためずに油を入れると、食材がフライパンにくっつきます。

吸着水が蒸発する前に油を入れると、食材と吸着水がくっついてフライパンにこびりつきます。

鉄のフライパンを使う時は、吸着水を蒸発させることを意識しましょう。

油が高温になりすぎる

鉄のフライパンをあたためずに油を入れると、油が高温になりすぎます。

鉄のフライパンはあたたまるまでに時間がかかります。

冷たい鉄フライパンに油を入れてしまうと、フライパンがあたたまるころには油が高温になっていて危険です。

鉄フライパンを使う時は、フライパンをしっかりあたためた後で油を引きましょう。

テフロン加工のフライパンに油を入れるタイミング

テフロン加工のフライパンに油を入れるタイミングは、「フライパンをあたためる前」です。

あたためる前に油を入れる理由

吸着水の影響がない

フライパンをあたためる前に油を入れる理由は、吸着水の影響がないからです。

テフロン加工されたフライパンにも吸着水はあります。

けれど、テフロンがあらかじめガードしているので吸着水の影響がありません。

テフロン加工のフライパンがくっつきにくいのは、吸着水が影響しないから

フライパンの空焚きを防ぐ

フライパンをあたためる前に油を入れる理由は、空焚きを防ぐためです。

テフロン加工のフライパンに油を引かずに加熱すると、空焚きになる恐れがあります。

空焚きって?

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食材や液体を何も入れずに加熱することです

テフロン加工のフライパンを空焚きすると、有毒なガスが発生します

フライパンに油を入れてから火にかけることで、空焚きを防ぐことができます。

コールドスタートできる

フライパンをあたためる前に油を入れる理由は、コールドスタートするためです。

テフロン加工のフライパンなら、冷たいままのフライパンに油を入れるコールドスタートという料理法が使えます。

コールドスタートは低温の状態からゆっくりと火を通すので、食材がふっくらと仕上がります。

あたためてから油を入れるとどうなる?

加工されたフライパンをあたためてから油を入れると、フライパンのコーティングがはがれやすくなります。

あたためてから油を入れる場合、油のない状態でフライパンを加熱することになります。

油のない状態で加熱すると、テフロン加工のコーティングがはがれやすくなります。

コーティングを長持ちさせるためにも、油を入れてから加熱しましょう。

テフロン加工のフライパンは油がいらない?

テフロン加工のフライパンでは「油を使わずに調理できる」とされているものもあります。

けれど、テフロン加工のフライパンでも全く油が必要ないわけではありません。

コーティングがはがれやすくなる

テフロン加工のフライパンに全く油を引かないと、コーティングがはがれやすくなります。

テフロン加工を長持ちさせるためにも、油を引いて使いましょう。

有毒ガスの恐れがある

テフロン加工のフライパンで一番怖いのは、有毒ガスが発生することです。

油を引かない状態で加熱しすぎると、有毒ガスが発生します。

うっかり加熱しすぎることを防ぐためにも、テフロン加工のフライパンを使う時は油を引きましょう。

油の量は少なくていい

テフロン加工のフライパンは、鉄のフライパンと比べるとくっつきにくくなっています。

油の量が少なくても食材がくっつく心配はありません。

油を控えたヘルシーな料理を作りたい人は、テフロン加工のフライパンがおすすめです。

セラミックのフライパンに油を入れるタイミング

セラミックのフライパンに油を入れるタイミングも、「フライパンをあたためる前」です。

あたためる前に油を入れる理由

コーティングを保護するため

フライパンをあたためる前に油を入れる理由は、コーティングを保護するためです。

セラミックもテフロンと同じように、金属の表面にコーティングがされています。

コーティングを長持ちさせるためにも、フライパンをあたためる前に油を引きましょう。

あたためてから油を入れるとどうなる?

空焚きはNG

セラミックのフライパンもテフロン加工のフライパンと同じように、油を引かずに火をつける空焚きはNGです。

表面のコーティングがはがれやすくなるため、あたためる前に油を引きましょう。

有毒ガスの心配はない

テフロン加工のフライパンと違い、セラミックのフライパンは有毒ガスが発生する恐れがありません。

有毒ガスの危険性が心配な人はセラミックのフライパンを選びましょう。

★セラミックのフライパンでおすすめなのはグリーンパンです

グリーンパンは、鉛・カドミウムなど人体や環境に及ぼす化学物資を一切使っていません。

コーティングがはがれて有害物質を口にする可能性がないので、安心ですよ。

セラミックのフライパンは油がいらない?

テフロン加工と違い、セラミックのフライパンは必ず油が必要です。

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最初に使用する前に油ならしという作業が必要です

油を引かないとテフロン加工のフライパンよりもくっつきやすいので、気をつけましょう。

フライパンには油が必要!

フライパンに油を入れるタイミングをおさらいしましょう!

フライパンに油を入れるタイミング
  • 鉄やアルミなどの金属のフライパンは、フライパンをあたためてから
  • テフロンやセラミックなどの加工されたフライパンは、フライパンをあたためる前

鉄のフライパンでもテフロン加工のフライパンでも油は必要です。

フライパンの特徴に合わせて、上手に油を使いましょう!