エスプレッソはカフェでよく目にする飲み物ですよね。
実はコーヒーとエスプレッソには、味や淹れ方に大きな違いがあります。
ここではコーヒーとエスプレッソの違いについて詳しく解説します。
コーヒーとエスプレッソの違いを知って、コーヒータイムを充実させましょう!
エスプレッソとは

エスプレッソとは、専用の機械を使ってコーヒー豆に高い圧力をかけて抽出したコーヒーのことです。
エスプレッソを作るには、専用のエスプレッソマシンが必要です。
エスプレッソはイタリア発祥です。
イタリアやフランスでは、「コーヒー」と注文するとエスプレッソが出てくるのが一般的です。
抽出されたコーヒーだけではなく、コーヒー豆に圧力をかけて抽出する方法のこともエスプレッソと呼びます。
コーヒーとは

日本で「コーヒー」と注文すると、ドリップコーヒーが出てくるのが一般的です。
ドリップコーヒーとは、コーヒーの粉にお湯を注いで抽出したコーヒーです。
コーヒー豆を買ってきて自宅で淹れるペーパードリップや、気軽に飲めるドリップバックで楽しむことができます。
コーヒーとエスプレッソの違い
ここではコーヒーとエスプレッソの違いについて詳しく紹介します。
コーヒーとエスプレッソの味の違い
エスプレッソはコーヒー豆に高い圧力をかけて抽出するので、濃厚な味わいになります。
エスプレッソは苦みが強烈なことも特徴です。
圧力をかけることでお湯に溶け出すコーヒーの成分が多くなるため、エスプレッソは苦みや酸味などを強く感じます。
コーヒーとエスプレッソの量の違い
エスプレッソは味が濃厚なので、コーヒーよりも少ない量を一杯とします。
エスプレッソ一杯は約30mlです。
エスプレッソは、マグカップよりも小さいエスプレッソカップで飲むのが一般的です。
コーヒーとエスプレッソの淹れ方の違い
エスプレッソは専用のエスプレッソマシンで抽出します。
エスプレッソマシンで高い圧力をかけるので、20~30秒で抽出できます。
ドリップコーヒーはペーパードリップやネルドリップなど、さまざまな淹れ方があります。
ドリップコーヒーは、2分程度かけてゆっくり淹れるのが一般的です。
コーヒーとエスプレッソの豆の違い
エスプレッソとコーヒーは、豆の挽き方が異なります。
エスプレッソは抽出時間が短いため、お湯とコーヒーがふれる部分が多い極細挽きで抽出します。
極細挽きはエスプレッソ向きの挽き方で、ドリップコーヒーを入れるのには向いていません。
また、エスプレッソは深煎りの豆を使うのが一般的です。
ドリップコーヒーは浅煎り~深煎りまで、さまざまな焙煎度の豆で淹れることができます。
コーヒーとエスプレッソの見た目の違い
エスプレッソには、クレマと呼ばれる黄金色の泡ができます。
一般的な泡よりも濃密なクレマができるのが、エスプレッソの特徴です。
ドリップコーヒーには泡はできません。
コーヒーとエスプレッソの飲み方の違い
エスプレッソをそのまま飲むこともできますが、苦みが強烈なため砂糖を入れるのが一般的です。
また、エスプレッソはアレンジが豊富です。
カフェラテ、カプチーノ、マキアートなどは、エスプレッソで作るアレンジドリンクの名前です。
エスプレッソは濃厚なコーヒー!
エスプレッソは苦さが特徴のコーヒーです。
一般的なコーヒーとは味も量も異なるので、注文するときは注意しましょう。
エスプレッソはアレンジ豊富なので、まずはアレンジドリンクから飲んでみるのがおすすめですよ。



