コーヒーは貧血対策に逆効果!コーヒーと貧血の関係と対策とは

コーヒーコラム
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コーヒーは眠気覚ましや気分転換に欠かせない飲み物ですよね。

しかし、あなたはコーヒーが貧血対策に逆効果になる可能性があることを知っていますか?

ここでは、コーヒーと貧血の関係について解説し、コーヒーを飲みながら貧血対策をする方法も紹介します。

コーヒー好きの方や貧血に悩む方は必見です!

貧血とは?

貧血とは、血液にふくまれるヘモグロビンが減少した状態のことです。

ヘモグロビンは、酸素を体のすみずみまで運ぶ働きをしています。

貧血になると体内が酸素不足になるので、疲れやだるさ、めまい、動悸、息切れ、立ちくらみ、頭痛などの症状が現れます。

貧血にはさまざまな原因が考えられますが、最も多いのは鉄欠乏性貧血です。

ヘモグロビンの材料は鉄なので、鉄が不足するとヘモグロビンが減り、貧血になります。

コーヒーと貧血の関係って?

ここではコーヒーと貧血の関係について紹介します。

タンニンが鉄分の吸収を邪魔する

コーヒーで貧血が起こるのは、コーヒーにふくまれるタンニンが原因です。

タンニンには鉄と結合しやすい性質があります。

タンニンが鉄と結合すると血液に溶けにくくなるため、鉄分が体に吸収されないまま排出されてしまいます。

体の鉄分が不足すると、鉄欠乏性貧血を起こしやすくなります。

女性は鉄欠乏性貧血を起こしやすいため、特に注意が必要です。

カフェインレスコーヒーにもタンニンはふくまれる

貧血が起きる原因となるタンニンは、カフェインレスコーヒーにもふくまれます。

カフェインレスコーヒーはカフェインをカットしたコーヒーなので、タンニンの量は変わりません。

鉄分不足が心配な時は、カフェインレスコーヒーも控えましょう。

カフェインも鉄の吸収を邪魔する

コーヒーにふくまれるカフェインも、貧血の原因となります。

カフェインは、鉄分の吸収を助ける作用のあるビタミンCを排出しやすくします。

カフェインによってビタミンCが減ると、鉄分の吸収がうまくいかなくなります。

貧血にならないコーヒーの飲み方は?

ここでは貧血にならないコーヒーの飲み方を紹介します。

適量を飲む

貧血にならないためには、コーヒーの適量を守ることが大切です。

コーヒーを飲むと鉄分を吸収しにくくなりますが、一日2~3杯程度ならば大きな問題にはなりません。

一日中コーヒーを飲むような状態は飲みすぎなので、鉄分不足につながりやすくなります。

コーヒーの飲みすぎはさまざまな体調不良につながるので、適量を守りましょう。

カフェイン摂取量は成人で1日400mg未満、1回の摂取量が200mgを超えないようにするべきと言われています。

鉄分を取る

コーヒーで貧血を起こさないために、きちんと鉄分を取りましょう。

鉄欠乏性貧血の原因は鉄分不足です。

貧血対策には、食事やサプリから鉄分を取ることが重要です。

鉄分を取るときは、タンニンをふくむ食べ物を同時に食べないようにしましょう。

鉄鍋や鉄のフライパンなどで料理すると、鉄分の摂取量が増えるのでおすすめです。

ビタミンCを取る

鉄分を取るときは、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンCもいっしょに取りましょう。

コーヒーを飲むとビタミンCが排出されやすくなるので、サプリや食品で補給するのがおすすめです。

ビタミンCは緑黄色野菜、果物などに多く含まれます。

食事の前後にコーヒーを飲まない

鉄分不足が気になるときは、食事の前後のコーヒーに注意が必要です。

食事の前後にコーヒーを飲むと、食事から摂取した鉄分が吸収されにくくなります。

鉄分不足が気になるときは、食事の前後1時間程度コーヒーを飲まないようにしましょう。

サプリで鉄分を補給する場合も、前後1時間程度はコーヒーを飲まないようにしましょう。

食事の前後はタンニンをふくむ飲み物を避ける

貧血の原因となるタンニンは、コーヒー以外の飲み物にもふくまれます。

タンニンが多くふくまれる飲み物は、緑茶、紅茶、ウーロン茶などです。

食事の前後にタンニンが多い飲み物を飲むと、コーヒーと同じように鉄分の吸収を阻害します。

鉄分不足が気になるときは、食事の前後にタンニンが多い飲み物を飲まないようにしましょう。

貧血を改善するための生活習慣は?

ここでは貧血を改善するための生活習慣を紹介します。

鉄分の多い食品を取る

貧血を改善するためには、鉄分の多い食品を取るようにしましょう。

鉄はレバーや赤身の肉類、あさり、かき、血合いの多い魚、大豆製品、緑黄色野菜、海藻などに多く含まれています。

栄養バランスのよい食事を心がける

貧血を改善するためには、鉄以外のさまざまな栄養素も必要です。

動物性食品・植物性食品をバランスよく組み合わせて食べることで、必要な栄養素を取ることができます。

偏食や無理なダイエットは、栄養バランスが偏るため注意が必要です。

適度な運動をする

適度な運動は鉄欠乏性貧血の改善に効果があります。

運動には内臓機能を回復させて鉄分の吸収を高める作用があります。

ウォーキングや有酸素運動など、自分に合った続けられる運動を見つけましょう。

睡眠不足を避ける

睡眠不足は鉄分の吸収をさまたげるため、貧血の原因になります。

十分な睡眠時間を確保し、疲れを取りましょう。

ストレスをためない

ストレスがたまると食欲が落ち胃腸の働きが落ちるため、食事からとれる鉄分が減ってしまいます。

食事からとる鉄分が減ると、貧血につながります。

3食きちんと食べられるように、上手にストレス解消しましょう。

コーヒーは鉄分不足に注意!

コーヒーにふくまれるタンニンやカフェインは、鉄分不足の原因になります。

コーヒーは適量を心がけ、鉄分不足が気になるときはサプリなどで補いましょう。

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